方向音痴にまにあわない

思ったこと、映画、音楽の事なんかを書いていこうと思います

原発とBlackberry

原発Blackberryってなんにも関係だろ、って思うかもしれないけど、これが全然関係なくて、ただたんに僕がブログに書いてみたい事柄だったから。


で、原発に関しては態度を決めかねているのが本当のところ。
そりゃ、ないほうがいいに決まっているし、反対運動をしている人たちの気持ちもわかる。でも、無くすなら無くすにしても、今の生活に支障が出るのはちょっと嫌だ。

計画停電とか、コンビニとかが暗くなるのは勘弁してほしい。
天然ガスとかの火力や自然エネルギーでまかなえるよ、って言う人もいるけど、結局環境問題とか、化石エネルギーの話はどうなんの?って話だしね。

なにより思うのは放射能にたいしてナイーブになりすぎてるんじゃないかと思うわけですよ。
犬式の三宅さんが原発事故後にヤバイと思って、子供つれて沖縄まで逃げたって熱弁してたけど…
そりゃ、あんたはミュージシャンだからそういうことできるけど、普通のサラリーマンはそんなこと簡単にできねえよって思う。

山本太郎がちょっとでも危険があるなら、強制的にでも避難させろって言うけど、そこに住む人たちの気持ちはどうなの?
少しぐらい危険があっても、生まれ育った場所で暮らしたい人もいるだろう。実際、三宅島に危険も承知で帰っている人もいるわけで。

こういうことを考えていると思うのは、危険危険って言うけど、自動車の方がずっと危険じゃねえかってことだ。交通事故ではたくさんの人が毎年亡くなっているし、深刻な後遺症を抱えている人も沢山いる。でも、結局は利便性だとか、時にファッションや趣味を理由に自動車の危険性を大幅に過小評価して目をつぶっている。
恐らく、福島の原発が原因のガンで亡くなる人より交通事故で亡くなる人の方がずっと多いはずだ。ヨーロッパでは一時期盛り上がった反自動車運動も日本ではさっぱり聞かれない。

まあ、だからって自家用車に乗るなってのはあまりに非現実的だしね。自動車は生活のなかに完全に浸透しきってるから。

結局のとこ、原発にあれだけ敏感に反応する人がいるっていうのは、政府や東電に対する不信感が大きすぎるからだろう。原発に絡む利権問題も胡散臭すぎるし。あの、金と政治の嫌~な空気感が反発を強めている原因の一部なのは間違いない。

まあ、ぐだぐだ書いてきたけど、僕が一番感じるのは繰り返しになるけど放射能にたいしてナイーブになりすぎてませんかってこと。

もう、疲れたから、Blackberryはまた今度。