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ほったらかしてたブログ。
何故か、見てくれる人が月に一人ぐらいいてビックリ。
何を検索して来たのかな?
更新しなかった2年間でかなり状況は変わった。
ロードバイクは乗り換えたし、CDは買わなくなって、基本Apple music で賄うようになった。
マンション買って、ケチになった。
またいろいろ書けたらいいけど、今言えることは同い年の七尾旅人が最高の新作、『Leaving Heaven』を出した事が嬉しい。(このCDは買ったよ)
七尾旅人 "きみはうつくしい" (Official Music Video)
若い頃はナイーブすぎて、危うかった七尾旅人がこんなにもポップで美しい歌を歌うようになるとは思ってもなかった。年をとってピュアネスが増したような気がするほど。
ほぼ同年代の七尾旅人と前野健太をこれから追っかけていきたい。
未だに好きな前野健太の『鴨川』↓
前野健太 鴨川 from 2nd album 「さみしいだけ」
長澤つぐみ、かわいいな。今何をしてるんだろう?
Amazonプライムがやばい
タイトル通り。
Amazonプライムがやばい。
そんなことお前に言われるまでもねえよ、と思った人も多いと思う。
お急ぎ便や日時指定ができるだけじゃない。
見放題のプライム・ビデオでは今ならガンダムシリーズの大半が見放題だったり、有名所の海外ドラマも結構揃ってたりする。
AKB系の動画が多いのも特徴。
意外とプライム・ビデオでしか見られない物もあったりする。
僕も海外ドラマの傑作「ファーゴ」を見たのもプライム・ビデオ。
huluとかNetflixとかで1000円も出せねえよ、と思ってる人はAmazonのプライム・ビデオでも結構満足できるかもしれない。
でも、今日びっくりしたのはプライム・ミュージック。
これも100万曲ぐらいが聴き放題だけど、結構充実している。
僕が好きなレゲエもそれなりにある。
ボブ・マーリーやスカタライツなんかもあったし、リー・ペリーの頭が一番やばいことになってた頃の傑作“return of the supper ape"があったり。
Lee Perry & The Upsetters - Return of the Super Ape - Album
でも一番驚いたのは一生聴くことはできないだろうなと思ってたPrince Lincoln Thompsonの"HUMANITY"があったこと。何年か前でも数万円のプレミヤがついてた作品だ。
PRINCE LINCOLN & THE ROYAL RASSES "HUMANITY"
プライム・ミュージックも邦楽・洋楽問わず有名所は結構聴ける。
もう、プライム・ビデオとプライム・ミュージックだけで満足度は高い。しかも、年間3900円とかコスパ良すぎ。だって、月単位でいえば400円以下だから。
でも唯一の不満は、話題の海外ドラマ『高い城の男』を日本だけで配信してくれない所。
世界二次大戦で日本とドイツが勝利し、アメリカをこの2カ国で分割統治しているというフィリップ・K・ディックの小説のドラマ版だけど、評判のいいこのドラマを日本では見ることができない。まあ、日本サイドが悪役になってたり、アキヒトさんの扱いが右翼を怒らせそうとかが理由なんだろうけど、フィクションなんだからいいじゃん。
いつまでたってもAmazonじゃやってくれないで、Netflixあたりでやってくれないかな。
The Man in the High Castle Season 1 - Official Comic-Con Trailer | Amazon Video
小値賀島〜軍艦島その5
長崎で一泊、そして軍艦島です。
軍艦島への上陸クルーズは3社が行っており、今回は一番メジャーっぽい「軍艦島コンシェルジュ」を利用しました。
ここを選んだ理由は、軍艦島への上陸率が一番高かったこと。やっぱり東シナ海は荒れるときはかなり荒れるようで、上陸できないときもそれなりあるそう。
今回のクルーズでは上陸は現場で判断しますというアナウンスが発表前に行われました。
乗った船はこちら↓
1階は屋内、2階はテラス席になっています。
もちろんテラス席を選ぶと波がかかるかもしれないので、と簡易カッパを渡されました。カッパなんか必要なの?と懐疑的でしたが、2回ほど思いっきり波を被りました。
さすが、外海の波は高いです。
軍艦島に近づくと更に波は荒れてきます。
ぐわんぐわん波に揺らされながら、軍艦島に到着!
確かに遠くから見ると軍艦みたいだ。
軍艦島のすぐ隣には、お墓を作るスペースのない軍艦島のための墓地、火葬場があった島もあります。
船は軍艦島に近づいていきます。
当たり前だけど、皆さん写真撮りまくり。
波は荒かったですが無事上陸成功です。
生で見る軍艦島は威圧感を感じるほど、巨大な廃墟群の存在感はすごいです。
この感じはなかなか実際来てみないと味わうことはできません。
そして↓の建物は、炭鉱への入り口ということで、この階段を登り炭鉱員たちは深い深い炭鉱へと下りていったそうです。この辺、ちょっと焦げてるような跡があったりするのは閉山時に三菱が意図的に爆破したためだそうです。
有名な日本最古の鉄筋コンクリートのアパート。
痛みぐわいも一番。
軍艦島で上陸できるのも、ほんの一部分だし、滞在時間も短いものですが、来る価値は十分あります。中をウロウロできれば最高ですが、この崩れ具合を見るとそれは無理でしょう。
一部分とは言え、軍艦島を堪能することができました。
この後、福岡まで特急に乗り、ラーメンを食って広島に帰ってきました。
小値賀島、無人島、軍艦島と結構詰め込んだ旅でしたが、充実したものでした。
次に長崎に来るなら、もうちょっと小値賀島でのんびりし、余裕があれば上五島にも行ってみたいです。
それはいつになることやら・・・
小値賀島〜軍艦島その4
小値賀港のターミナルに戻ってくると、民泊先のご主人がすでに迎えに来ていただいていました。
民泊先のお宅に車で送っていただく途中で、自分の分のお酒を購入して、民泊先に到着です。
民泊先は本当に普通のお宅。古民家を改装されたそうで、懐かしさを感じる居心地のいいお宅でした。
実は移住者というご夫婦にはとてもあったかくおもてなしをしていただきました。お酒好きという情報も頂いていたので、持参した広島のお酒に沢山の美味しいお刺身を始めとする魚料理。お腹いっぱいになるまで魚を食べ、お酒を飲んで楽しい一晩でした。
朝も贅沢な朝食を頂いて、自転車で小値賀島散策の前に小値賀の名所の一つ“ポットホール”に連れて行ってくださいました。
ポットホールはこちら↓
真ん中の黒い目玉みたいなのは真ん丸な岩。これは岩の窪みにあった岩が波にさらされて削られ真ん丸になったそうです。ここまでなるのになんと6000年かかってるそうです。
この神秘的な岩は昔から信仰の対象になってたそうで、鳥居もしっかりありました。
ポットホールを見た後は軽く島を走った後、小値賀港で民泊のご主人とお別れしました。
本当にお世話になりました。とても、良くしていただいてこの島にリピーターが多いわけがわかりました。
またゆっくり来たいものです。
ここからは小値賀島の自転車探索です。
レンタサイクルを借りて、島を回ります。
真っ赤な砂浜の“赤浜海岸”
写真で見るとそれほど赤くないな。
もう一つの海岸は柿の浜海岸。
残念ながら満潮のときに来たので、自慢の砂浜は見れなかった。
でも海はきれい。次は夏に来たいですね。
この後、牛が放牧されている長崎鼻を見てると、雨が・・・
雨に降られたため、急いで小値賀港まで戻りました。
次は長崎に行き、一泊して軍艦島です。
小値賀島〜軍艦島その3
鹿と草原を堪能したところで、教会に向かいます。
教会に向かっていると強烈な坂を登る羽目になります。
これ、おばあちゃんとか登ってたのと思ってしまうほどの急坂。
しかし、この坂を登りきると素晴らしい光景が。
水平線がちゃんと丸く見えます。海の色もきれい。
そして、ちょっと進むと、綺麗なビーチが。
坂を下ってると目当ての教会が見えてきます。
この教会のすぐ近くには、元々小学校だった建物があり、今は体験学習ができる施設になっており、校庭だった広場には常設のテントも立っており、中学校の林間学校とかで使ってそうだった。
教会に向かう前にビーチに降りてみます。
やっぱり、海が綺麗。しかも、無人島なだけあって、砂浜に足跡が一つもない。降ったばっかの雪の上を歩くように、自分の足跡だけが残るのは結構新鮮で気持ちよかったです。
さて、教会に向かいますよ。
この島にある教会は旧野首教会といい、明治に建てられた小さな教会で、五島列島に多くの教会の建てた鉄川与助の手によるものです。
今は、教会としての役割は終えていますが、何年か前に小値賀島の役場で働く夫婦が旧野首教会で挙式を行ったという記事を見ました。
教会の傍には鐘もあり、体験施設の管理人さんに鐘もじゃんじゃん鳴らしてもらって結構ですよ、と言われたので鳴らさせていただきました。
そして、教会の中に入ると窓はステンドガラス、天井は白いアーチ状になっており、クリスチャンではない僕でも、厳かな気分になりました。
実際の明るさは3枚目ぐらいです。
さて、古い教会と鹿たちのこの島にはこんなものまであります。
ダムです。なぜこんな所にダムがあるかというと、水源の確保に悩む小値賀島のために作れれたダムだそうで、海底パイプラインで小値賀島に水を送っているそうです。
これで、無人島探索は終了です。いや〜楽しみました。
また来て、まだ行ってない所を探索したいです。
小値賀島に帰り、民泊先のお宅にお邪魔します。
(続く・・・)
小値賀島〜軍艦島その2
前回到着した野崎島。
ではでは、無人島探検に向かいますよ。
すっかりDASH島気分です。
実は廃村にはそれほど興味がないので、へ〜と見渡しながら抜けると、一気に風景が変わります。
赤い土と草の荒々しい大地。
マジっすか?日本か、ここ?
圧巻の風景が広がります。
こんな光景のなかを鹿どもがうろついています。
この後、民泊したお宅の人によると、この鹿たちはキュウシュウジカという鹿で、太古のまんま生息している姿をこんな間近で見れる環境はとても貴重だそうです。
宮島とかの観光地の鹿と違って、ここの鹿たちは警戒心が強く、近づくとじっとこちらを見てきます。さらに近づくとさっと逃げていきます。10匹ぐらいに囲まれて見られたときは流石に怖かったです。
この鹿、さっき通り抜けた廃村ににもいます。
荒野を抜けると崖と海が。
東シナ海は波が荒い。
この後も、ちょっと丘を上ってみたり、小さな墓地を発見してみたり、鹿を追跡して逃げられたりと非日常感を堪能しました。
非日常感にお腹いっぱいになったところで、教会に向かいます。
(続く・・・)
小値賀島〜軍艦島その1
長崎へ一人旅。
元々五島列島に行きたくて色々探ってたら小値賀島のことを知ったのがきっかけ。
小値賀島は民泊を目玉にしているらしい。民宿は日本中にあるけど、民泊はなかなかない。人見知りのくせに民泊に興味を持ってしまった上に、小値賀島の近くには古い教会があり、野生のシカが闊歩している無人島があるという。
これは行くしかないでしょう。
出発は23時45分、小値賀島着は4時40分。
結構辛いスケジュールでしたが、フェリーは新しく、船内もとてもきれいでした。カプセルホテルのような寝台室での船旅でしたが、3時間ぐらいは寝ることができました。でも、結構揺れるので駄目な人はダメかもしれない。
そして、日が明ける前に小値賀島へ到着です。
真っ暗の中、若い女の子たちが小さな子供を抱いた若いお母さんを出迎えたりとほっこりする場面を見ながら小値賀島に降り立ちます。
小値賀島の港には、早朝の到着を見越して仮眠室もあり、僕もそこでウトウトしながら休憩しました。
小値賀島の朝は広島で見る瀬戸内とは何だか違い、早くも旅の感動を味わいます。
野崎島はかつて3つの集落がありましたが、今では無人島となり、人の代わりに野生のシカが住民となっている島です。そこにはかつての潜伏キリシタン達が明治時代に建てた古い教会があります。元々五島列島への興味は古い教会を見てみたいと言うことから始まっているため、野崎島の教会はこの旅の目的の一つでした。
小さな町営船に乗って野崎島上陸です。
さっそく、廃墟の並ぶ集落がお出迎え。
こっからは無人島探索の開始です。
(続く・・・)